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七尾城は能登畠山家が代々治めていた堅城である。上杉謙信の侵攻に支城を落とされてもなお、持ちこたえいたが、家臣たちが反乱を起こし、上杉勢を招き入れてあえなく落城。能登畠山家は滅亡となった。
上杉謙信の春日山城や毛利元就の吉田郡山城など、有名な巨大山城にも決して引けを取らない城であるが、ちょっとマイナーであるため、そのすごさが知られていないのが残念でござる。
登山口から登る場合、かなりキツイ山登りとなる。シューズは最低でもトレッキングシューズで臨みたい。夏場は特に多めの水分必須。いざという時の行動食など、装備はしっかり準備したい。
信長の野望のゲームをしたことがある人は当然ご存じの、あの超弱畠山家の城。難攻不落と言われても、全然ピンとこない人も多いはず。そんな人こそ、ぜひ足を運ぶべき目からうろこの城だ。長氏、温井氏などゲームでもおなじみの武将の屋敷跡に思いを馳せつつ、苦労して登った者だけが見ることができる石垣には、きっと感動を覚えること間違いない。
アクセス
難易度★★★☆☆
- 最寄り駅はJR七尾駅だが、電車の本数が少ないので注意が必要。
- 登山口である七尾城史資料館へは駅から
①市内循環バス「まりん号」で城山の里
②徒歩3㎞(40分)
のいずれかで。 - 車の場合、能越自動車道七尾城山ICから10分
本丸までの道のり
登城難易度★★★★★(車なら★)
攻略時間 60分(車なら10分)
- 登山口から60分はかかる。
- 車を使えば、本丸北駐車場まで行ける。駐車場から本丸までは、約10分。
登城・スタンプ・御城印情報
- 開城時間
- 常時
- スタンプ押印
①七尾城史資料館
正面入口の軒先に設置のため、いつでも可
資料館は9:00~17:00 入館は16:30まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
12月11日~3月10日(冬季休館)
②七尾市役所5階
8:30~17:15
土・日・祝・年末年始は、1階警備室前
詳細はこちら。 - 七尾城史資料館にて300円で頒布。
登城記 2015年6月
七尾城史資料館のそばにある登り口からスタート。
今は道路工事が始まったようで、このルートはないかもしれません。
「長坂」と呼ばれるあたり。足元が悪くなってきます。
こちらは「七曲り」。かなり狭くなってきて、圧迫感が増してきます。
三の丸です。
温井屋敷跡のそばにある九尺石
遊佐屋敷跡から本丸へ。
上杉謙信も見たであろう、本丸からの眺め。
七尾城一番の見所、桜馬場石垣。これを見るために、登ってきたといっても過言ではない。苦労した甲斐がある。
歩いて登ることで難攻不落の城であることが実感できるでござる。
車を使えば、金沢城までは90分程、高岡城も60分程なので、効率的に回れるっち。でも、七尾城はちゃんと登山口から歩いてのぼるっち。
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